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水質基準省令の改正等について

普段、多くの方が何気なく飲んだり、料理に使っている水道水の水質基準が今年度から少し変わります。

この記事の内容によって、水道水を恐れる必要は何一つ無いとは思いますが、口にするものに気を使っている方々は一読しても良いかもしれませんよ。

改正内容は次の通りです。

<水質基準の改正>
「カドミウム及びその化合物」について、水質基準値をカドミウムの量に関して、0.01mg/L以下から0.003mg/L以下に強化する。

<水質管理目標設定項目の改正>
(1)「1,1,2-トリクロロエタン」を削除する。
(2)農薬類の対象農薬リスト中の目標値を見直す。(イソプロチオラン、ジチオピル、メフェナセット、ブロモブチド、エスプロカルブ、ピリプロキシフェン)


だから何?って感じですよね。(笑)
水質基準が厳しくなったということです。安全基準が増したということで概ね良い事だと思います。

この基準の中に、「給水装置浸出性能基準」というのがあります。
さらに細分化すると「水栓その他末端給水用具」と「末端以外の
給水用具又は給水管」という項目があります。
この基準が現行[0.001mg/L]から新基準[0.0006mg/L]に変わります。

蛇口(水洗金具)をひねると目には見えないですが、蛇口や蛇口までの給水管などの給水装置から化合物などが微量に溶け出しています。
それが溶け出さない製品を作る技術が、進歩したと捉えても良いのではないでしょうか?

以前の水道法改正に伴い、蛇口(水洗金具)の製造方法が変わりました。(この件については、2008年9月10日のブログでも触れてます。)

水洗金具は真鍮によって本体は作られておりますが、その真鍮を加工しやすくするために鉛を織り交ぜております。
この鉛が人体に入ると害を与えます。
鉛は、体の中に蓄積されやすく、神経や腎臓などを痛め、体がしびれるなどの機能障害が起こると言われています。

今回の法改正に伴い、水洗金具、ポンプ、水道用パイプなどの材質や製造方法が変わるかもしれません。

今すぐにどうするって事でもないですが、水道水から赤水が出るとか出が悪くなった、というような症状が現れたら配管の引き直しを含めて検討してもらうのが良いかも知れませんね。

また水洗金具も新しいものに交換するのも考えて頂ければと思います。

水質基準省令の改正等について、詳しくお知りになりたい方は下記のページをご覧いただければと思います。

厚生労働省健康局水道課 水道水質管理室の平成22年2月17日発表の「水質基準省令の改正等」について記事はこちらです。

この件について、もう少し判り易く書いてある記事が、「福島県食品生活衛生課の環境衛生・水道に関するページ」にありました。

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