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ルーフドレン補修

甲府市W様邸のルーフドレン(立て樋)の補修を行いました。

W様ではお宅を建築した工務店が倒産してしまったので、相談するところが無くて困っていました。
知り合いを通じて、弊社で補修をすることになりました。

3階建てでバルコニーからも屋上からも手が届かない場所ですし、梯子も立てれない環境だったので高所作業車を利用して作業を行いました。
高所作業車も隣地の駐車場をお借りして設置となりました。


高所作業車

本来なら工務店で保証してもらえる期間中だったらしいのですが、肝心の保証してくれる工務店が潰れてしまえばどうすることも出来ません。

今回は保険で一部賄い、大きな負担にはならないのですが、これから先の事を心配されていました。


来年10月には「住宅瑕疵(かし)担保責任法」という法律が施行されますが、今回のようなケースもこの法律の施工後であれば工務店が倒産しようが関係なく保証されました。

が・・・しかし・・・
ここ最近、工務店さんがすごい勢いで倒産しています。
この法律、ユーザー側から見たらとても良い法律ですが、工務店からすると大きな負担を強いられます。
ただでさえ不況の煽りで苦しい経営をされている建築会社さんを、さらに苦しめると言われています。


いま、新築を考えてらっしゃる方も多いと思いますが、技術力も然る事ながら長く信頼できる建築会社を見極める必要もありますね。

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